ごちゃまぜひんとを作るの巻 ごちゃまぜの使い方その4

前回ごちゃまぜの使い方その3の次はシェーディング3タブの説明だとは思うのですが、自分があまりそこを弄らないのでどうもやる気が起きなくて...。ノーマルマップ適用なんかも出来るのでそのうちとは思っているんですけれど。というわけで、先にシェーディングヒントを自分で作ろう編です。


デフォルトの shading hint を使って、シェーディング2のタブをちょっと弄ったところ。この設定のまま shading hint の画像を変えていきたいと思います。

その3で書きましたが、ヒント画像そのままに影がのるのです。鶴ちゃんの右袖がちょうど上から下へ明るいところから暗いところへという感じに影がついているので、並べるとわかりやすいかな、と。こう影がつくんだってイメージしつつグラデーションに塗り塗りするとわかりやすいです。このままだともっと明るいところは白くなって欲しいと感じるので、じゃぁ、shading hint を変えてみる。


デフォルトの shading hint.png は目一杯明るいところまでうっすら影があるので、半分くらいのところで影が終わるようにしてみました。やった!白いところが出来た!



上がデフォルトの shading_hint で下が作ってみたものです。これだけでもうこんな違いが出ます。
shading hint は、グラデーションと透明度の情報から出来ています。(透明度がないとハイライトが出ないです)。なので私は透明度のレイヤーとグラデーションのレイヤーと分けて作っています。一番下のレイヤーを白のグラデーションで透明度が出るように作り、その上に影の色のグラデーションをのせています。

で、このヒント画像のグラデーションのままに影が出るというのなら
     ↓ こういうのは?




こう色がつくわけですよ。
極端な話、次のようなのも可能なわけです。

色つきライトが当たっているから服にほんの少しライトの色をのせたいなんて時にこんな変なのも使えますよ。どの辺に色が出るかは、一番左端が一番暗いところで一番右端が一番明るいところだから~と大体の感覚です(*´◇`*)


 
んで私はたいてい色調整方面でごちゃまぜを活用していて、左がただ影をのせただけなんですけれど、鶴ちゃんの肌はやっぱり白くあって欲しい。で、調整したのが右。右に使用したヒントはこちら。



わかるかなぁ...。ほんっっっっっの少し、影の色に緑をのせているんです。ほんっとに少しです。日本人の肌には黄緑を入れると透明感が出て綺麗だと思うんですよ。
(昔作ったものなので透明情報を出せていませんがハイライトが出るようにちゃんと右に向かって透明度0になるようになっています。次のも同じく。)

こんな風にも使えます。月光に照らされた青味をちょっと出したい。


             ↑
このハイライトにほんのり水色がのっているのがわかるでしょうか。これに使用している shading hint がこちら。



ハイライトに水色をのせています。こんな風にちょっと色味をのせたいって時に便利です(*´◇`*)

と、いつもこんな風に作っています~という簡単な紹介でした。

*このはる式、わち式鶴丸国永をお借りしました。