ごちゃまぜの基本その2 影の傾向

一番設定で弄るのはシェーディング2のタブだと思うのですが、まず真っ先に目にするシェーディング1のタブが気になると思うのでさらっと。設定は変えずに、シェーディングヒントの画像(デフォルトで用意されているものを使用)を入れ替えてその都度 fx書き出しをぽちっとしてみます。そうすると下のように影の付き方が変わっていくのがわかると思います。
左から gyaruge, highlight, katturi。




陰影の傾向というのは、lessさんのブログにもありますが、左端の一番暗いところから右端の一番明るいところに向かってこう影がつきますよってことを示しています。
ハイライトの傾向はこれはシェーディングヒント画像の透明度で決まるのですが、100%不透明だったらしっかり暗くなって、100%透明のところはピカーッと光りますってことです。なので基本、左から右へ透明になっています。
陰影プレビューはそれらが合わさってこうなるはずってプレビューですね。
じゃぁ、単純なグラデーションではない場合はどうか?



上の画像のように暗いところと明るいところに影を付けて真ん中あたりが白いグラデーションにしたらどうなるかというと(デフォルトの shading_hint_invers を使用)、こうなります。



全体的に緑で真ん中あたりだけ光があたって色が飛んでいるような感じになるわけです。



ではその逆に上の画像のように真ん中あたりだけに影を付けたら?(これは自作のシェーディングヒントを使っています。これは服にちょっとアクセントの色をのせたくて作ったときのものなのでハイライトは入れないであります。)こうなります。



ね。だから自分でシェーディングヒントから作ると自由に影を付けられるんですよ! 自分がずーっと使っていた古いごちゃまぜだとこの透明度とか影の傾向のプレビューがなかったので、fx書き出しをするまでわからなかったものだから古い頃に作ったシェーディングヒントを入れてみるとすっごいガタガタで汚い画像ばかりで哀しくなってきます...。新しいバージョンのこの機能、実に嬉しいです...。